2016年11月24日

葬儀業者との交渉をする時に大切な姿勢

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身内に不幸があり急に葬儀社と交渉をする時は、精神的、時間的に余裕のない状況で交渉するケースがほとんどなので、知らないうちに相手のペースで段取りが進んでしまい、結果的に自分の希望に沿わないサービスや価格になってしまうことも少なくありません。そこで覚えておきたいのが次のような葬儀社との打ち合わせにおける姿勢です。まずは病院での遺体の搬送時です。ほとんどの場合、病院から葬儀業者を教えてもらえることが多いですが、必ずしもその業者が良心的な業者であるというわけではありません。そのため、搬送を依頼する他の業者を探すゆとりがない場合は、とりあえず料金の確認と搬送だけを依頼して、具体的な詳細に関しては日を改めてじっくりと交渉する方が良いでしょう。

また、病院側には出来るだけ安置期間を長くしてもらえるように交渉しておくことも大切ですし、遺体を一時的に保管してくれる専門施設を利用することもおすすめです。次に具体的な交渉の際には、普通の買い物をする時と同じように複数の業者に見積もり依頼をして、比較しながら選ぶようにしましょう。ここでのポイントは安さだけで決めるのではなく、応対の流れの中で丁寧さ、誠実さなどの業者ごとの特性を確認しながら総合的に考慮することです。また、施主や喪主自信に精神的な余裕がない場合は、信頼のおける複数の親族に交渉を代理してもらうのも良いでしょう。精神的な余裕が無かったり単独で交渉を進めると、どうしても業者側に「全てを一任する」という姿勢を見せてしまいがちなので、悪質な業者であれば、自分たちの都合の良い契約内容だけを伝えてきて、利益重視での内容にしようとしたり、早く契約書を書かせようとしたりします。

そのため、「判断材料だけ教えてくれれば自分たちで判断する」とか「他の業者にも依頼する可能性がある」といった態度を見せるくらいの方が大切です。また、お葬式の費用に関しても業者が提示する相場やランクを鵜呑みにすることなく、あくまでも参考として捉えるようにし、色々な情報を集めながら最終的には自分たちで希望するグレードを判断するようにしましょう。業者が提示してくる「割引」や「無料」といった営業文句に惑わされないようにすることが大切です。これらの点をよく意識して、実際に葬儀業者と交渉をすることがおすすめです。

(参考)
葬儀の服装教えます!今泉の服装チェック
imaizumi-hukusocheck.com
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